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    1.もっと買わせる戦略

     共有から、一部屋にひとつ、一人にひとつ、さらには一人に複数へ(註5)。例:男性用・女性用別の整髪剤、朝にもシャンプー。

    2.捨てさせる戦略

     使い捨て化して、使うたびに買わせる。例:紙製の食器、使い捨て容器、使い捨て傘、使い捨てカメラ、使い捨てコンタクトレンズ、使い捨てカートリッジ……。

    3.計画的廃物(陳腐)化の戦略 

     a)物理的陳腐化 丈夫・頑丈には作らない。

     b)機能的陳腐化 今持っているものは機能的に劣っていると感じさせる(実際には、新製品に余計な機能が増えているだけにすぎなくても)。

     c)心理的陳腐化 最も重要。今持っているものが流行遅れだと感じさせる。例:年に何度も発表される携帯電話のニューモデル。

    使い捨てデジタルカメラ.jpg4.混乱をつくり出す戦略

     価値の判断を鈍らせる。例:「3個で○○円」、無料サービス品の添付、通話料金の割引制度。

    5.月賦販売による戦略

     クレジットと分割払いで、カネがなくても、今買えるように。

    6.快楽主義を植えつける戦略

     a)浪費の正当化──「消費は美徳」という価値観の植えつけ。

     b)浪費の口実を与える──本日限り、期間限定価格、記念日などの活用。例:「イースターは新しい靴で」「バレンタインデーには男性からもチョコを」。

     c)便利さの提供──すぐに作れる、すぐに使える、すぐに届ける(気安く買わせる)。例:ファストフード、ネット販売。

    7.人口増加を利用する戦略

     大勢の人は単に大きな市場と見なされる(若者市場には“将来の顧客”も含まれているので特に大事)。例:団塊ジュニアへのマーケティング、中国、インドへの進出など。

    では、これらの戦略によってムダになっているものは何か? もちろん資源もエネルギーもムダになっているが、一番取り返しがつかないのは、これら全てに費やされている「我々の労働」なんじゃないかと思う。
    買わされている側はもちろん、買わせている側も反乱を起こすべきだ。「こんなことくだらないこと、やってられるか!」と。

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